保坂耕司です。
本日も株式会社PLUSがある世田谷ハウスからお散歩へと繰り出す予定です。
もちろん保坂学とともに。
お散歩への想いがつのる保坂兄弟はある種の囚われし者達なのかもしれない。
お散歩というその確かな情報。
その一歩一歩が二人の道を作っていく。
勇気をもって立ち止まってみる。
お散歩の概念の向こう側へ。
歩き続けねければならない。まるで何かを背負った使命感のように二人の背中を教えていた。
二人はお散歩という地獄から抜け出せないでいるのだろうか。
しかし二人は自分たちの意思でお散歩しているのだ。
どうした事だろうか。
最近の保坂学は生き生きとお散歩をしているようには見えなかった。
弟だからじゃない。保坂耕司は学の中で何か大きな変化が起きたのではないか?
そんな想いに駆られていた。
そう考えると軽やかに歩いていた耕司の足取りも重たくなっていく。
でも散歩したい。
まさにお散歩地獄だ。
学もそうだったのだろうか?
知らず知らずに耕司もお散歩をしなけれなならない。
この想いが表情を曇らせていたのではないか。
学も耕司も自分自身を疑い始めていた。
歩きたいのに歩けない。
お散歩地獄。
二人はこの地獄から抜け出せるのだろうか。
なぜお散歩をしているのかと自問自答を繰り返す。
猪木先生。
この道の先には一体何が待ち受けているというのですか?
猪木先生。
この世はお散歩地獄ですね。
それでも歩き続けなければ。
この地獄の先に待つ答えを求めて。