連載 脱・平成顔!アラサー漫画家の時空越え大作戦

「私の顔……古くない!?」平成元年生まれ、32歳、美容好き。「自分が一番イケてた時代のメイクをずっと維持してしまう現象」

更新日:2022.04.27

テレビマンと漫画家の二足のわらじを履く真船佳奈さんが、VOCEオリジナル漫画「脱・平成顔! アラサー漫画家の時空越え大作戦」の新連載をスタート。平成の常識を引きずって、いつの間にか古くなっていたメイクをアップデートすべく奮闘する様子を描きます。「平成の博物館状態」のメイクが、どう令和の最旬顔に変わっていくのか……!?

まさか、平成のメイクが古くなる時代が来るなんて……。

平成元年生まれ、32歳の漫画家・真船佳奈さんは「年収の半分は美容に注ぎ込んでいる」というほどの美容好き。マスコミで働き、流行を追ってきたがゆえ、最先端でいると思っていたのに……。令和に入ってから「自分の顔が古くなっているのでは?」という疑念を抱くようになり、SNSで若い子のメイクを見るたびに、そんな疑念が徐々に確信に変わったのだそう。昔はバブル時代のメイクや髪型を引きずっている人を見て嘲笑している立場だったのに、平成のメイクを引きずっている今の自分は、それと何も変わらないのでは……。

平成の博物館状態!?

平成の博物館状態!?

「大学時代から卒業できないドデカカラコン」、「zip●erで学んだひじきまつげ」、「高校時代に学んだ『目の下にキラキラアイシャドウ』」、「2000年代に流行った太眉」、「劇団●季に学んだノーズシャドウとガングロギャルに学んだハイライト」、「2000年代のジョーシキ『唇はテッカテカに輝かせるのが至高』」……あげればキリがない、平成からアップデートされていないメイクの常識の数々……! 真船さんの顔はまさに「平成の博物館状態」。令和も4年目を迎えようとしているのに、このままではまずい!ということで、美容雑誌VOCEの門を叩くところから物語は始まります。

自分が一番イケていた時代に身につけたメイクの常識を手放せない人は多い。メイクの常識はものすごい速度でアップデートされ続けているので、「最近自分の顔にしっくりこない」「もっと旬なメイクがしたい」と感じているのであれば、一度自分の常識を疑ってみたいところだ。

『脱・平成顔! アラサー漫画家の時空越え大作戦』

『脱・平成顔! アラサー漫画家の時空越え大作戦』

【プロフィール】
真船佳奈(まふね・かな)
平成元年生まれのアラサー漫画家。テレビ東京で働きながら漫画家としても活躍する異例のキャリアの持ち主。「年収分は美容にぶっ込んでいた」ほどの大の美容好きだったが、今はメイクが迷走中。著書「オンエアできない!」が2022年1月からアニメ放送決定!
Twitter: @mafune_kana

Edited by VOCE編集部

公開日:2021.12.20

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